あこがれ
現実の壁を超越して、「夢の世界」「理想の世界」「純粋な世界」に自分を引っ張っていってくれる原動力となるもの。
以前読んだある記事によれば「舞妓・芸妓」の修行でもっとも大切なのは「憧れの気持ち」だということです。
人間は「憧れ」を持ち続けることで人生の終わりがくるまで成長し続けることができる・・・そんな古典芸能の世界が現代人に大切な生き様を教えてくれています。
以下は上原輝男氏の語録です。
・日本人の考える魂は浮遊するんです。魂が抜け出てどこかに飛んで行ってしまう。飛んで行く先が『あこがれ』なんです。
・子どもの生活の中にあかりをともす。クセのつく時期に次のあかりをともしてやる。それが『あこがれ』です。あかりをともせばハッと驚く。イメージを揺り動かしてやる。
→参考語句 ライフインデキス(生命の指標)
(虚空 記)